洋裁小ネタ

【小ネタ】時間短縮!小さい型紙を速く正確に切る方法

やまだゆき

ドール用の小さい型紙で、もっと速く、正確に生地を切りたい…

ニット生地や毛足のある生地で、チャコペンが書きにくい…

そんな場合にオススメな裁断方法をご紹介します。

出来上がり線を裁断前に生地へ写さない方法です。

 

ミシンで縫う場合は、押さえの幅や針板の目盛りを目安に縫います。

手縫いの場合は、親指の爪にペンで縫い代幅の線を書いて縫います。

 

必要な線があれば、裁断後に型紙をのせて書き写してください。

必要な道具

以上です。

ポイントは、紙が切れるハサミを使用するということ。

布用の裁ちバサミは使用しないようご注意。紙を切ると刃こぼれを起こしてしまう原因になります。

ちなみに、写真のクラフトチョキは5年以上愛用しているのですが、細い糸や薄い布だけでなく、紙・プラ版・金属板も切れてしまう優れ物。

先が細く細かい箇所が切りやすく、握りやすく疲れにくい形状。

是非オススメしたいハサミです。

 

型紙を余白を残して切り、マステで貼る

型紙は、裁断線から1〜3mmほど余白を残してカットします。

型紙の裁断線から余白を残しておくことで、マスキングテープを剥がすときに生地がほつれません。

ほつれない生地であれば、余白を残す必要はありません

型紙は、マスキングテープで布にシワが寄らないように押さえて貼ります。

マスキングテープを使うメリットとして、型紙を貼り直しやすい点があります。

型紙を貼るのは、布の表側でも裏側でもOK!

 

柄の位置を決めたい場合は、布の裏からスマホ画面などで光を当てると位置が合わせやすいです。

 

毛足のある生地は、裏側に貼りましょう。

 

裁断線で型紙と布を一度に切る

ハサミでチョキチョキ。

裁断線で型紙と布を一度に切ります。

コツとしては、型紙を押さえているマステが剥がれないように切ること。

襟ぐりのカーブなど、細かい部位から先にカットすることで、型紙が布から剥がれません。

 

縫い合わせの合印も、切り込みを入れることで時間短縮。(ノッチと呼ばれます)

 

ギャザーを寄せる合印は、写真のような三角の切り込みを入れると見つけやすいです◎

粗い目の生地や、ほつれやすい生地にもオススメの合印です。

(縫い合わせた後で三角をカットします)

 

裁断完了!

あっという間に、裁断が終わりました!✨️

 

裁断した抜け殻の布は、マステを剥がせばまだ使えます◎

裏側へ両面テープを貼って布テープにしたり…タッセルを作ったりなどなど。

リバティのタナローンは特に勿体ないなぁと捨て辛いですよね😂

 

まとめ

小さい型紙を速く正確に切る方法をご紹介しましたが…大量生産には不向きです💥

お察しの通り、型紙をその都度印刷しないと、余白が作れないためです💦

マスキングテープも大量消費してしまうので、お急ぎの場合や、サクッと切って縫いたい方にオススメ。

 

ご参考になりましたら幸いです。

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ミシンが好きな共働き主婦
服と小物とドール服を作って遊ぶ人。
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