洋裁小ネタ

【小ネタ】アイロンシートの貼り方

先日は、せっせと積み布(ほか)をメルカリへお嫁に出しまして…ご購入頂きました皆さま、本当にありがとうございます🙏💦

そのおまけとして、アイロンシートをお付けさせて頂いたのですが…

せっかくなので、私の使用しているシート&カッティングマシンについて…

アイロンシートの貼り方を、ご紹介させて頂きたいと思います。

アイロンシート(ラバーシート)とは?

こちらは、ニット生地のハギレに試し貼りしたものですが…

アイロンシートとは、アイロンを使用して生地に貼ることが出来るシートです。(熱転写シートともいう)

その中でも、シート自体が伸びてTシャツなどに貼っても剥がれにくい、ラバーシートがあります。

このアイロンシート…いくつか注意点がありますので、ご紹介させてください。

まず1つ。

1度貼ると剥すことが困難です。

2つめ。

直接のアイロンはNGです。クッキングシートやあて布を使用してください。

3つめ。

アイロンで貼った後、なるべく24時間以内に洗濯をしないようにしてください。シートが剥がれる、割れるなどの可能性があります。

4つめ。

洗濯時は、なるべく裏返し乾燥機は避けて自然乾燥させてください。乾燥機の熱で、シートが変形する可能性があります。

…以上を注意すれば、とっても便利なシート。ラメ入りだったり、フロッキー(ふわふわ)だったり、多種多様なシートがあります。

使用しているラバーシート

私が主に使用しているラバーシートが、こちら。

Amazonのとってもお買い得なロール状のラバーシートです。シート自体が伸びるので、ニット生地も可◎

ラバーシートは、極薄のシートとフィルムの2層になっていまして…

カッティングマシンを使用(もしくは手作業で)シートだけをカットし、フィルムを台紙にしてアイロンを当てて貼るんですね。

使用しているカッティングマシン

そして、私が使用しているカッティングマシンは、こちら。

…じゃなくて、じつはもう1つ上位機種、

SDX1200を使用しています。(店頭販売オンリーの機種です🙏💦)

このカッティングマシン専用のマットへシートを貼りまして、パソコン(もしくはカッティングマシンの画面)を使用してデータを作成。※必ず左右反転!!←シートは裏返して貼るため

あとは、スタートをポチッと。

腕を組んで待っているだけで、アイロンシートのカット終了です◎

長々とご紹介しましたが、次はアイロンシートの貼り方をご紹介しますよ〜〜!!

アイロンシートの貼り方

道具を用意する

まずは、ピンセット。アイロンシート。

そして、アイロンとクッキングシート(もしくはあて布)をご用意ください。

ピンセットは先の尖ったもので、無ければつまようじでも代用できます◎

シートのカス取りをする

シート面を上にして、カットされた線を確認。

ピンセット(もしくはつまようじ)を使用して、シートの余分な部分をこするようにして、剥がします。

こんな感じで、余分な部分をすべて剥がします。(カス取り)

テープを輪っかにして、剥がしたシートをペタペタ貼っていくと作業がスムーズです◎

シートを生地へ貼る

フィルムの粘着面を下にして、生地の貼りたい部分へのせます。

1度アイロンで貼ったら、剥がすことは困難ですので慎重に!!!

クッキングシート(もしくはあて布)を上に重ねて、アイロンを低音〜中温に設定。

5秒間ギュ〜〜ッと押さえるようにして圧着します。

少し冷ましてから、フィルムをゆっくり剥がします。

このとき、フィルムにシートが付いているようであれば、もう一度アイロンで5秒間圧着、少し冷まして…を繰り返してください。

フィルムを剥がしたら、クッキングシート(もしくはあて布)を重ねて、仕上げのアイロンを3秒間ギュ〜〜ッと押さえます。

ニット生地であれば、左右に軽く引き伸ばして浮きがないようであれば完成です✨

完成がこちら‪💡‬

こんな感じに…剥がす部分を変えたり、シートをカットしたりすることで、いろんなアレンジが楽しめます…ぜひ試して見てくださいね!

配布用に、こんな画像を作成しました◎

自由に印刷して、ご活用くださいませ〜!!

お役に立てましたら幸いです🕊