【小ネタ】手縫いでゴムカタン糸を使ったゴムシャーリングの縫い方
やまだゆき
1/20ドール服を手縫いで作れませんか?
とご質問を頂き、ネックとなるゴムシャーリングが手縫いで出来たらいけるのではないかと、試してみました。
ミシンの縫い目を手縫いで真似しているだけなのですが…縫い目が汚すぎて失敗するかと思いきや、キレイにギャザーを寄せる事ができたので、記録しておきます。
Contents
手縫いによるゴムシャーリングの縫い方
用意するもの
- 手縫い針と糸…切れにくい#50がお勧め。糸は縫い線より長めに取ります。
1本取りの方が縫い目が目立ちにくく、2本取りの方が丈夫。玉結び後の糸は3cmほど残しておきます。 - ゴムカタン糸…縫い線より両端+3cm長めに用意
- 生地…縫い線をチャコペンで印つけ。今回は、端から2mmにゴムシャーリングを寄せます。端は2つ折り、接着芯を貼る、ほつれ止め液などで端処理しておきます。
裏側から縫う
手縫い針を、脇の縫い代(3mm以内)の裏側から刺します。
糸を引いて、玉結び後の糸がぴろぴろ出ていることを確認します。
表側は縫い目の長さ2mmで縫う
表から、印を付けた縫い線(端から2mm)に合わせて、2mm間隔に刺していきます。
ゴムカタン糸を仮止めする
裏側からみて縫い線の位置へ、ゴムカタンをクリップなどで仮止めします。
手縫い糸は、上へ逃がしておきます。
ゴムカタン糸をくるりと巻くように縫う
手縫い糸でゴムカタン糸の上から下をくぐり、針の糸がでた穴へ戻るように刺します。
キュッと糸を引いてゴムカタン糸を固定します。
2mmステッチ〜ゴム糸を巻くを繰り返す
同じように、表側からは2mmのステッチを縫い、裏側はゴムカタン糸を巻くように縫うを繰り返していきます。
最後まで繰り返すと、こんな形に。
もし途中で糸が切れてしまった場合は、ゴムカタン糸が弛まないように手縫い糸を裏側で玉止め。新しい糸と結んで再開します。
表側はこんな形です。
縫い目は汚いけど大丈夫…!
ゴムを寄せたら気にならなくなるから…!
左右のゴム糸をギュッと引いて、生地にギャザーを寄せます。
脇を中表に合わせ、縫い代3mmで縫います。
疲れ果てて、ミシンで縫いました…
ゴム糸部分は、抜けないように2〜3回重ね縫いをしてください。
余分な糸はカットします。
表へ返したら、完成です✨️
ゴムシャーリングの完成✨️
何を作ったわけではないのですが、ラップタオルのようなものができました🦌
ご参考になりましたら、幸いです。
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