【小ネタ】布ループ・細く尖ったパーツを針と糸で簡単に作る方法

ずっと前にTwitterでつぶやいていた内容ですが…
最近うさ耳パーツを作る時に応用していた、布ループが簡単に作れる小ワザを記録しておきます。
完成すると、幅3mmの布ループが出来ます。
バイアス布を用意して縫う

まずは、バイアス布を用意。
縦や横じゃダメ?と思うかもしれませんが、バイアスに切ることで伸び縮みするため、ボタンのループに使用したとき、ボタンが掛けやすいんですね。
写真は薄手のローン生地。幅26mmに裁断。
厚みのある生地ならば、やや幅を太くします。
バイアス布は、上端と下端の2ヶ所に、1cmほど伸び止めテープor接着芯を貼るのがオススメ。
目の粗い生地、薄い生地はとくに糸が抜けやすく失敗しやすいので、ぜひ伸び止めテープを貼ってください。
バイアス布を中表に縦半分に折り、端の縫い代1cmを縫います。
縫い代は、1mmに切り落とし、先端を斜めに切ります。
針と太い糸を使用し先端に刺す

手縫い用の糸(30番の太い糸)を使用し、手縫い針に通して玉結び。
斜めに切っておいた先端へ、針を2回ほど刺し、抜けないようにします。
切れにくい糸であれば、レジロンなどのフィラメント糸を使用しても、成功しやすいです。
針の頭を布ループの反対側から出してひっくり返す

針の頭(尖っていない方)から、布ループの中へ入れて反対側から出します。
糸が切れないよう、慎重に引っ張りながら布ループを表に返します。

布ループを引っ張ったとき、布ループの端が写真のように切れてしまうことも…
伸び止めテープを貼って生地を補強、やや内側に手縫い針を刺すようにして、もう一度チャレンジしてみてください。
完成!

シュ〜〜と気持ちよく表へひっくり返せたら、布ループの完成です!✨
ボタンのルーパーと言えば…
市販のこちらも良く伸びてボタンが掛けやすいので、オススメです✨
(うまく作れない方に是非ともオススメ😂)
そして、この方法を応用すると…
先の尖ったパーツも、糸を引くだけでピシッと綺麗にひっくり返すことが出来るんですね。

先の尖った先端に伸び止めテープを貼っておき、交差する印をつけ、やや内側へ針を刺します。



(カーブはピンキングばさみで切りました)


あっという間に、尖ったパーツの先端を綺麗にひっくり返すことが出来ました!✨
この方法、先の尖った襟にも応用が出来るので、ぜひお試しください😊
お役に立ちましたら幸いです。