制作記録

【大人服】スタンドカラー・前短冊あき・Xラインのワンピース④

前回の続きから、完成まで。

[cc id=2355]

スタンドカラーの襟つけ

襟は、表地と裏地の2枚用意。

表地の裏には、接着芯を貼っておきます。

表地の下カーブを1.0cm折り、MFテープで仮止め。

中表に合わせて上カーブを縫います。

大きなカーブはハサミで切込みを入れて、縫い代がごろつかないように。

襟の裏地と見頃を中表に合わせて、見返し側から縫います。

両端の角は三角にカット。

襟のカーブ全体に切込みを入れます。

襟の表地で縫い代をかくすように、縫い目へ合わせてMFテープで仮止め。

ぐるーっと1周、端から1mmを縫いました。

これで、スタンドカラー襟の完成!

ちょっとステッチがしつこいので、下カーブをまつり縫いでも良かったかな?

見返しを縫い代に固定

見返しの後ろ中心と左右の脇下の3箇所を、割ってある縫い代に手縫い(まつり縫い)で固定します。

表地を縫わないように注意。

ボタンをつける

使用するのは、13mmの花柄シェルボタン。

実はこれ、メルカリで購入したハンドメイドのもの。

アコヤ貝に花柄模様がレーザー刻印されていて、すごく上品な感じなのに、8個で300円(送料込み)。

メルカリのハンドメイド資材、けっこうオススメです。

ボタンの位置は、前立ての中心。

1番上から2つ目の距離は、5cm。

2つ目以降は、約8cmくらいの距離を均等にしました。
あと、バストポイントがボタンの位置になるように。

短冊の手前側に書いた印は、ボタンホールになります。

ボタンつけ位置は、ボタンホールから2mm下(写真は横向き)に決めて、まち針をまっすぐ刺す。

手前側の前立てを持ち上げて、ちょんちょんと奥側の前たてに印を書く。

ボタンつけ位置もこれでおっけい。

はい!たまーに出番がやってくる、ボタンホール縫い!

ミシンの押さえも、ボタンホール専用をセットします。

押さえの後ろにボタンをセットして、いらないハギレで試し縫い。

押さえの印に合わせたら、どの位置にボタンホールが出来るのか確認します。

久しぶりに縫うことが多いので、けっこう感覚を忘れるんですよね。

まち針で端をガードしながら、リッパーでボタンホールを開けます。

ここからボタンつけ。

縫い方は、こちらの記事に詳しくまとめました。

シームポケットを作る

表地は本体と同じもの、裏地はトリコットを使用します。
表地のポケット口は、縫い代分+1.0cm足してます。

ポケット口は、どちらも伸びどめテープを貼っておくこと。

外表に合わせて、裏地のポケット口から1.0cm空けた周囲を縫います。

縫い代を0.2cmに切り落としたら、表へ返して、0.5cmで周囲をステッチ。袋縫いです。

脇下のポケットをつける位置に、裏地ポケットの縫い代を中表に合わせます。縫い代同士を縫います。表地は縫いません。

ポケットの表地を縫い込まないように、手でサポートしながら縫います。

縫い目をアイロンで折って、ポケットを倒します。

脇の縫い代に、表地ポケットの縫い代を折り込んで、MFテープで仮止め。アイロンで整えます。

表から、ポケット口を縫います。

縫い目から0.5cm、ポケット口の上下端はジグザグミシン)で。

脇下のポケット口に縫っていた粗ミシンをほどきます。

裏から見ると、こんな感じに。

反対側にも同じくシームポケットをつけたら、完成です!!

完成したワンピースがこちら!

自撮りをしたら、自分の素足があまりにでかくて…

それはさておき、Xラインで広がったスカートがキレイ!!ほそみえ効果。

後ろからのシルエットも良い感じ!

調子にのってくるくる回ると、スカートがふわ〜と広がります笑

私のサイズに合わせたウエストのカーブラインが、引き締まって見えるのが嬉しい。

ポケットはここ。スカートのひだで、うまく隠れてます。

なかなかの出来!!

生地が安いためか、アイロンでシワが取りづらかったので、次はニット生地で作ってみようかなと。

となると、型くずれ防止に伸び止めテープが必須なので、消費が半端じゃなさそう笑

それでは!

何かのお役に立てれば幸いです。