制作記録

【大人服】スタンドカラー・前短冊あき・Xラインのワンピース③

前回の続きです。

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生地をならべて、どんどん縫っていきます!

前後の身頃と前後の脇を縫い合わせる

前身頃→左右の前脇、後身頃→左右の後脇、最後に左右の前脇→後脇、とそれぞれ縫い合わせます。

縫い代は必ずアイロンで割ること。

身頃と脇の切り替え線は、立体カーブなので、シワがよりやすいです?

前脇→後脇だけ、ポケット口(伸び止めテープが貼ってある部分)の手前で返し縫い。

続けて、縫い目を粗めの5.0で縫い、ポケット口の終わりにきたら縫い目を1.8に戻して返し縫い。裾まで縫います。

身頃と見返しの肩

前身頃と後身頃の肩、見返しの前後肩を縫います。

縫ったら必ず、アイロンで縫い代を割ること。

だんだん形になってきました!✨

袖(キャップスリーブ)を作る

まず、ダーツを縫います。

袖をダーツの中心で縦半分に。

袖ぐり側から縫い進めて、ダーツの終わりは、3針くらい折り目に対して平行に縫います。(こうすることで、自然な丸みになる)

縫い終わりは、糸を長めに出してこま結び。

袖口は1.5cm折り、MFテープで仮止め。

このとき!MFテープは端から0.5cmの位置に貼ります。

裾と袖口をまつり縫い

裾をぐるーーーーっと3.0cm折り、MFテープで仮止め。
ここでも、MFテープは端から0.5cmの位置に貼ります。

手縫いの方が丁寧なんですけど、裾があまりにも長い…ので、ミシンで縫っていきます!

家庭用ミシンを、まつり縫いに設定。

押さえを【まつり縫い押さえ】に変更。

目印にマスキングテープを貼っていて、本来は押さえの右についてる白いガイドを折山を合わせて縫うんですけど、ほんの少ーーし折山に針が落ちるようにしたいのに、ガイドで折山が見えないので、マスキングテープに落ち着きました。

針が落ちるところへ、ほんのちょっと、気持ちは0.5mmくらい折山に針がかかるように縫います。

折山を1mm以上左に縫ってしまうと、表から縫い目が目立ってしまいます。かといって、折山に針が落ちていないと縫えないので、とにかく練習あるのみ。

慣れてくるとやっぱり楽で、手縫いよりずっと早く縫えます。

表から見ても、縫い目がほとんど見えません。

裏から見ると、こんな感じに。
端処理は、三つ折りの方がキレイに見えたかな。

裾もぐるーーーーっと!手縫いだったら何時間のところ、数分で縫えました。すごい!!

袖(キャップスリーブ)をつける

縫い代が隠れるように、袖をつけていきます。

見頃と見返しの袖ぐりを中表に合わせて、その間に袖をはさみます。袖は、表が見頃側になるように。
袖は片方ずつ縫わないと、表へ返せません。

片方縫ったら、袖ぐりに入れるように表へ返して、もう片方は袖ぐりから見返しを出して、中表に合わせます。
袖のカーブははさみで切り込み。

中表に合わせて縫うことで、縫い代が中に隠れて、内側がキレイになりました✨

 

ただし、これだと袖の縫い代が見頃側になるので、せっかくいせたのに、袖山がふっくらしない…これは縫った後に気づいて、しまったなーー、と思いました。

 

なので、見返し→見頃→袖を重ねてロックミシン、縫い代を袖側に倒すことで袖山にキレイな丸みが出来ます。

見返しと内側に隠れた縫い代は、袖ぐりにそって端ステッチで固定します。

縫い始めは、肩から縫い始めて一周します。

角の縫い代は、ゴロつかないように全て三角カット。

見返しの中心を固定

元の型紙は繋がっていたところを前開きに変更したので、見返しも前短冊に固定します。

まず、端を1.0cmカット。

短冊の縫い目より上に、MFテープを貼ります。

見返しを、前短冊の縫い目から1mm長い位置で折ります。

見頃側から、見返しの長さだけ、前短冊の縫い目の上を縫います。

見返し側を確認、1mmかかるように縫えました。

ほぼ完成!
あとは襟とボタンだけです。

あ!すっかり忘れてたシームポケットも。

今日はここまででした。

何かのお役に立てれば幸いです。