今年3月から不定期募集を開始しました!
お絵描きイラストの無料型紙です🎈
今回は…らくださんこと、ねーさん(@anone_etone)がリクエストしてくださった、
「シックなタックのワンピース」を作らせて頂きました🕊
⚠型紙の公開期間ですが、次に募集するお洋服イラスト企画の型紙が公開されるまでの期間になりますので、宜しくお願い致します。
⚠記事を削除することはありません。
※当サイトの無料型紙は、ハンドメイド作品として販売することを禁止していません。ただし、販売した際のトラブルにつきましては補償致しかねますので、ご了承ください。また型紙の著作権は放棄していませんので、法律によって定められた範囲を超えて、型紙を複製、配布、型紙の商用利用をすることは禁じると同時に、著作権表示の削除を禁じます。 また、本ページの情報に基づき訪問者の皆様にいかなる損害が発生した場合でも、管理者は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
【size:90】型紙をダウンロード(A4印刷)/(A3印刷)
【size:100】型紙をダウンロード(A4印刷)/(A3印刷)
【size:110】型紙をダウンロード(A4印刷)/(A3印刷)
💡袖のパターンは、キャップスリーブ・バルーンスリーブの2種類。
💡スカートのパターンは、タック&ボックスプリーツ・ギャザーの2種類を用意しました🪡
タックとプリーツの違いとしては、裾までしっかり折り目をつけるとプリーツ。
ウエストだけ折って、裾はふんわりさせておくと、タックになります。
初めは前ボタンで作っていたのですが、試着させたところ着せにくいぞ…と感じたため、後ろ中心を真っ2つにズバっと🔪
個人的にお気に入りの、後ろコンシールファスナー開きを採用。
着やすくするなら、身幅を広げるかカマ底を低くして、脇をゴムで絞る手もあるので、迷いましたが…今回はタイトなワンピースのデザインにしました。
アレンジもお好みで、楽しく作って頂けたら幸いです🕊
材料と道具
- 接着芯:縦30cm×40cm
- 伸び止めテープ(ST)幅12mm
- コンシールファスナー52cm×1本
- 袖口のボタン(Φ12mm)×2個
- 袖口のウーリー丸ゴムΦ2mm×9.2cm
(ボタンホールにする場合は不要です→その場合、袖口カフスのパターンの長さを2cm長くして、端から1cmへボタンホールを作る)
- アイロン接着テープ幅5mm(別名MFテープ、くもの巣テープ
- ペンチ(コンシールファスナーに使用します)
- ピンキングはさみ(無ければ、通常のハサミで代用)
💡必要な生地の計算に…今回お試しで、スケールを合わせた裁断配置図の画像と、psdファイルを用意してみました🎈
(FireAlpacaというパソコンのフリーソフトで作成しました🦙)
必要な枚数を印刷して、ハサミでパターンを切って並べたり…ソフトやアプリで編集したり、必要な生地計算の助けになれば、、と思います。
【Size:90】裁断配置図用パターン(.jpg)をダウンロード
【Size:100】裁断配置図用パターン(.jpg)をダウンロード
【Size:110】裁断配置図用パターン(.jpg)をダウンロード
【シックなタックのワンピース】裁断配置図(.psd)をダウンロード
※配置図用の定規とパターンは、同じ尺度で印刷してください。
本来の目的以外での使用、個人の範囲を超える用途での使用は禁止させて頂きます⚠️
水通し・地直しを終えたら裁断図を参考に、生地の上へ地の目を合わせて型紙を並べ、裁断します。
裁断
※写真は、バルーン袖、タック&ボックスプリーツver.の裁断例です。
※スカートは、ギャザー×2枚 もしくは
ボックスプリーツ×7枚、スカート後ろ開き×2枚、裏ひだ×8枚のどちらかを選んで裁断します。
※袖口カフス×4枚、スリット見返し×2枚は、バルーンスリーブの場合に使用します。
※袖口バイアス×2枚は、キャップスリーブの場合に使用します。
※〜〜〜印は、ロックミシン(ジグザグミシン)で端処理します。
※オレンジ色の線は、裏側へ伸び止めテープ幅12mmを貼ります。
※シャツ襟(表地)×2枚、カフス(表地)×2枚は、裏側に接着芯を貼ります。
ギャザースカート・後ろあき(ギャザーver.)のパターンですが…シンプルな四角だし、紙へ直接書いて作りたい…という方は、下記の長さを参考にしてください◎
ミシンを準備して…さっそく縫っていきましょう🌱
縫製
シャツ襟を作る
シャツ襟×4枚を用意。
表地となる2枚の裏側は、アイロンで接着芯を貼っておきます。
襟の表地と裏地を中表に合わせて、襟ぐり以外の縫い代1cmを縫います。
裏地が2mmはみ出すように仮止め、裏地を伸ばすようにして縫います。
ハサミで、縫い代を5mmに切り落とします。
角は、ななめに切り落とします。
表へひっくり返しアイロンで整えます。
襟の周囲は、裏側から見た時に表が1mmはみ出すように折ります。(裏地を1mm控える)
襟ぐりは、表側から見た時に裏地が2mmはみ出るようにします。(こうすることで、自然な襟のカーブができます◎)
襟の周囲をコバステッチしたら、襟の完成です🕊
肩を縫う
前身頃の表地を用意します。
後ろ見頃の表地×左右2枚も用意します。
肩を中表に合わせて、縫い代1cmを縫います。
裏地も同じように、肩を中表に合わせて、縫い代1cmを縫います。
襟を見頃へつける
作っておいたシャツ襟を、見頃の襟ぐりに合わせてのせ、縫い代1cmを縫います。
襟は幅の広い側が前、狭い側が後ろです。
バルーン袖を作る
(※キャップ袖は次の工程へꔛ)
バルーン袖×左右2枚、カフス×4枚を用意します。
ギャザーを寄せるため、ミシンの縫い目を粗くしておきます。
少し手間ですが、下糸だけレジロン#50にしておくと、あとで抜きやすく切れにくいので、ギャザーが寄せやすいです◎
袖山へ、粗ミシンを2本(端から0.7cm、1.5cm)かけ、ギャザーを寄せます。
2本の下糸をひっぱり、袖山にギャザーを寄せます。
下糸も、忘れずに戻しておきます。
キャップ袖を作る
(※バルーン袖は次の工程へꔛ)
キャップ袖×2枚、袖口バイアス×2枚を用意します。
袖の表側を上にして、袖口バイアスを中表に合わせ、縫い代5mmを縫います。
アイロンで、袖口バイアスの端を5mm折ります。
さらに袖口をつつむように、袖口バイアスをすべて折り、3つ折り状態に。折山をコバステッチします。
このとき、端から袖側が1mmみえるように、バイアスを控えると綺麗です◎
ギャザーを寄せるため、ミシンの縫い目を粗くしておきます。
少し手間ですが、下糸だけレジロン#50にしておくと、あとで抜きやすく切れにくいので、ギャザーが寄せやすいです◎
袖山へ、粗ミシンを2本(端から0.7cm、1.5cm)かけます。
下糸も、忘れずに戻しておきます。
見頃に袖を縫い合わせる
見頃を用意。袖ぐり前、肩位置、袖ぐり後ろ、3つの合印を中表に合わせて仮止めします。
必要に応じて細かく仮止めし、袖ぐりの縫い代1cmを縫います。
反対側の袖も、同じように縫い合わせます。
キャップ袖は、こんな形。
ギャザーの粗ミシン上下×4本を、忘れずに抜きます。
スリット見返しを作る
(※キャップ袖は次の工程へꔛ)
適当な大きな(スリット見返しの4倍くらい)の大きさに切った、接着芯を用意。
接着芯のざらざらした面(のりがある方)を下にして、スリット見返しを上にのせて、中表におきます。
周囲の縫い代5mmを縫います。
※縫い始めと縫い終わりは、しっかり返し縫いをすること!
ハサミで、縫い目から1mm外側を切り落とします。
表へひっくり返して、アイロンでシワにならないよう接着芯を貼り、整えます。
袖口のスリット位置へ、スリット見返しの裏側を上にしてのせます。
型紙にあるスリット線を、チャコペン等で書き写します。
スリット線の周囲を、縫い代3mmで縫います。てっぺんは尖らせるのではなく、丸みを意識して縫うこと。
そのあと、ハサミでスリット線をキワまで切ります。
スリット見返しを表へひっくり返して、アイロンで整えたら、コバステッチで押さえます。
カーブ部分も、ひらひらしないようステッチで押さえます。
表から見た仕上がりは、こんな形。
反対側の袖口も、同じようにスリットを作ります。
ボックスプリーツorタックスカートを作る
(※ギャザースカートは次の工程へꔛ)
スカート後ろあき(ボックスプリーツver.)を用意します。
後ろ中心を中表に合わせて、縫い代1.2cmを縫います。
このとき、上から〜縫い止まりまで粗ミシン。縫い止まり〜裾までは通常の縫い目で縫います。
ボックスプリーツスカート×7枚、裏ひだ×8枚を用意します。
裏ひだ×8枚すべて、アイロンで半分に折り、中心に折り目をつけます。
生地によって折り目が見えにくい、つきにくい場合は、消えるチャコペン等で表側へ印をつけます。
スカート本体×1枚の表側を上にして、裏ひだ×2枚を中表に両端を合わせて、縫い代1cmを縫います。
縫い代は、ロックミシンorジグザグミシンで端処理します。
スカートの両端は、バイアス(斜め)に裁断しているので、そのまま縫うと縫い伸びします。
PPテープをはさむ…もしくは、裏側の縫い代に伸びどめテープ幅12mmを貼ると縫い伸びを防ぐことができます◎
右端の裏ひだはそのままに、スカート本体を折り返して、裏ひだの中心線に合わせて折ります。
反対側も同じように、裏ひだの中心線へ合わせて、スカート本体を折ります。
同じものを×4セット作ります。
スカート本体×4枚が余っている状態。
スカート本体と、先ほど作ったパーツを用意します。
中表に合わせて、どちらか片方の端を縫い代1cmで縫います。
縫い代は、ロックミシンorジグザグミシンで端処理。
スカート本体を、裏ひだの中心線に合わせて折り返します。
同じように×4セット作ります。
スカート本体と裏ひだを中表に合わせて…を繰り返し、すべてのパーツを縫い合わせて、ぐるっと一周のスカートを作ります。
裏ひだの縫い代を、スカート本体側へ倒し、コバステッチします。
裏ひだ×8枚なので、合計16本縫います。
縫い代の角は、ハサミで三角に切り落とします。(縫い代の厚みを減らすため)
裾をぐるっと一周、ロックミシンorジグザグミシンで端処理します。
薄手の生地は、このあと裾を1cmと2cmの三つ折りをしますが、普通〜厚手の生地は2cmの2つ折りにするため、裾を1cm短く切り落としておきます。
(1cmくらい丈が長くても気にしないよ!という方はそのままでも…笑)
スカートの裾を折る
薄手の生地→裾を1cmと2cmの三つ折り
普通〜厚手の生地→2cmの二つ折り
裾の縫い代は、折山をコバステッチしても良いのですが、今回は縫い目が目立たないよう、まつり縫いをします。
アイロンで裾を折るとき、厚手の型材不織布でボックスプリーツスカートの型紙の縫い代部分に合わせて切ったものをはさむと、作業がスムーズです◎
って、そんなのどこにあるんだい!
ですよね…笑
△私はいつも、糸を買っている糸屋さんボビンで購入しています。
カーブしたポケットも、襟も、アイロンでピシッと正確に折れるので、便利なんですよ✨
それにしても、こんなに長い裾を…手でまつり縫いするなど…!(チーン)
という方へ。
家庭用ミシンで縫えるんです。(💡専用の押さえが必要です!ミシンが対応しているか確認してみてね)
家庭用ミシンでまつり縫いする
先ほど折った裾を、表側へ15mm折り返します。
まずは試し縫いで、ガイドの微調整…
まつり縫いは、針を左右に振りながら縫うのですが、針が左側へ動いたとき、折り山に1mm程度のる位置へ、折り山のガイドを合わせます。
あとは、折り山をガイドにそわせて縫うだけです。
ぐるっと一周、縫い終えると写真のような縫い目になります。
折り返した裾をアイロンで整えたら、まつり縫いの完成です✨
ギャザースカートを作る
(※タック・ボックスプリーツは次の工程へꔛ)
……ふふ、ここまで細かく説明しておいて、ギャザーver.の解説写真がないなんて!!
(ごめんなさい👼)
まず、スカート後ろあき(ギャザーver.)×2枚を用意します。
後ろ中心の縫い代の裏へ、伸び止めテープ幅12mmを縫い止まりまで貼り、ロックミシンorジグザグミシンで端処理しておきます。
後ろ中心を中表に合わせて、縫い代1.2cmを粗ミシンで、上から〜縫い止まりまで縫います。
縫い止まり〜裾までは通常の縫い目で縫います。縫い代は割ります。
ギャザースカート本体を、後ろあきの両脇と中表に合わせて、縫い代1.2cmを縫い、ぐるっと一周のスカートにします。
ウエストへダダーーーーーッと2本の粗ミシンをかけ、均等にギャザーを寄せて、以下に長さを合わせます。
これで、ギャザースカートの完成です✨
ボックスプリーツのひだをコバステッチする
(※ギャザースカートは次の工程へꔛ)
ボックスプリーツは、折り山にコバステッチをして形状保持する…か、プリーツ加工スプレーを吹き付けてアイロンで折り目をつけて形状保持します。
△プリーツ加工スプレー
今回はコバステッチしていきますが、コバステッチマニアでないと、結構大変…😂(洗濯しても消えないという利点はあるけれど…)
ステッチが目立つのは嫌だ!サクッとスプレーする!という方は、プリーツ加工スプレーをぜひお試しください💨(使用方法は割愛)
今回は洗濯しても折り目が取れない方法。
折り山にコバステッチをしていきます。
(端から1mmをステッチします)
そう、気付いた方はお察しの通り、折り山の線はバイアス(斜め)に裁断されているので、縫い伸びしやすいです。
ニット生地ほど伸びませんが、細かな部分もこだわって縫うと、綺麗な仕上がりに☺️
私のミシンだと、押さえを少し浮かせて縫うことができるフロート機能を使用して、縫い伸びを防ぐ機能がついていたりします。
PPテープをはさんで縫うのが、手っ取り早くてお勧めです。
合計16本!!お疲れ様です…✨
ウエストのタックをたたんで仮止めする
(※ギャザースカートは次の工程へꔛ)
スカート本体の折り山をしっかり折り、ウエスト部分の端から7mmをステッチして、広がらないように仮止めしておきます。
見頃の裏地と表地を合わせる
見頃の表地を用意、裏側を上にします。
表地と裏地の袖ぐりを中表に合わせて、仮止めします。
表地を上にして、袖ぐりの縫い目の上をなぞるようにして縫います。
このとき!!脇の端から2cmは縫わないようにしてください。
縫いずれが起きやすいため、押さえの手前で裏地がずれていないか指で確認しながら、慎重に縫いましょう。
表側へひっくり返します。
先ほどと同じように、表地を上にして、袖ぐりの縫い目の上をなぞるようにして縫います。
ここも同じく!!脇の端から2cmは縫わないようにしてください。
裏地の縫いズレが起きやすいため、裏地側から見て、ミスがないかチェックしましょう。
クルクル細く巻いていき、表地と裏地の襟ぐりを中表に合わせ、縫い代1cmを縫います。
ここでも注意!!後ろ中心の両端から2.5cmは縫わないようにしてください。
これで、襟ぐりにも裏地がつきました✨
表地の、袖口から〜脇までを中表に合わせて、左右それぞれ縫い代1cmを縫います。
縫い代は、ロックミシンorジグザグミシンで端処理します。
縫い代は、後ろ見頃へ倒します。
裏地はよけて、縫わないようにしましょう。
裏地の脇を中表に合わせて、左右それぞれ縫い代1cmを縫います。
縫い代は、前見頃へ倒します。
表地と裏地の袖ぐりの縫い代を中表に合わせて、縫い代を脇の下側へ倒します。
脇の縫い代は、表地と裏地で互い違いにします。
見頃の表側を上にして、袖ぐりの脇から2.5cmの位置からスタートし、反対側の同じ2.5cmの位置まで落としミシンで裏地を押さえます。
落としミシンをすると、写真のように縫えます。
表側から見ると、こんな形。
縫い目がうまく目立たないように縫えたら、バッチリです✨
反対側の脇も、同じように縫いましょう。
袖口のカフスを作る
(※キャップ袖は次の工程へꔛ)
袖口カフス×4枚を用意。
表地(裏に接着芯がある方)と、裏地を中表に合わせて、上端の縫い代1cmを縫います。
接着芯がない側、裏地の下端をそれぞれ1cm折ります。
袖口に粗ミシンを2本かけて、ギャザーを寄せます。
袖山のときと同じように、下糸はレジロン#50で。縫い目を元に戻すのを忘れずに。
袖口とカフスの接着芯が貼ってある方(表地)を中表に合わせて、カフスの両端が1cmはみ出るように仮止めします。
縫い代1cmを縫います。
ギャザーの粗ミシン×4本を、忘れずに抜きましょう。
ギャザーのでこぼこを落ち着かせるために、端から5mmをステッチして押さえます。
Φ2mmのウーリーゴム、長さ4.6cmを2本用意します。
半分に折り、なるべく細かい縫い目でカフスの端へ写真のように仮止め。
端から7mmを縫います。
カフスの裏地と表地を中表に合わせて、端から1cmを縫います。
ハサミで、縫い代を5mmにカットします。
上端の縫い代を、カフス側へ折ります。
角がきれいに出るように、表へひっくり返し…
カフスの周囲をコバステッチしたら、カフスの完成です✨
反対側も同じように縫いましょう。
ボタンループに合わせて、カフスの角へ左右ともボタンをつけます。
スカートと見頃を合わせる
作っておいた、見頃を用意します。
スカートも用意します。
スカート後ろあきのウエスト側の粗ミシンを、2cmほど解きます。
見頃とスカートのウエスト同士を、後ろあきからぐるっと中表に合わせて、縫い代1cmを縫います。
ギャザースカートは、ウエストギャザーの粗ミシン×2本を抜くのを忘れずに。
縫い代は見頃側へ倒し、スカートの解いた部分から見頃の後ろ中心(※表地だけ)を中表に合わせて、粗ミシンしておきます。
縫い代はアイロンで割ること。
これで、見頃と合体できました✨
コンシールファスナーをつける
後ろあきの縫い代を、しっかりアイロンで開きます。
ここで登場💡
コンシールファスナー52cmを用意します。
コンシールファスナーを、後ろあきの縫い代へ仮止めしていくのですが…
正確に手早く仮止めをするため、アイロン接着テープを使います。
ファスナーの表側の両端へ、アイロン接着テープを貼ります。
アイロン接着テープのはくり紙をはがします。
ファスナーの表側を下に、ファスナーの頭から合わせて、後ろあきの縫い代の中心へ丁寧に、しっかりとアイロンで仮止めします。
ファスナーの縫い代は1cm、後ろあきの縫い代は1.2cmなので、0.2cmはみだします。(中心が合えば多少の誤差は大丈夫◎)
後ろあきの粗ミシンを、縫い止まりまで全て抜きます。
ミシンの押さえを、コンシール押さえにします。
コンシールファスナーの上端から縫います。
エレメントを起こして押さえの穴へ入れたら、押さえを下げます。
エレメントをしっかり起こすことで、スィーーと自然にキワを縫えます。写真を参考に、確実にエレメントを起こしましょう。
縫い止まり手前まで来たら、一旦停止します。
針は刺したまま。
表側から見て、スライダーを確認します。
縫い止まりから、スライダーを裏側へ入れます。
裏側からぴょこっとでたスライダーを、下へ下ろします。
ウッカリ下げすぎて、止め具も一緒に抜けないよう注意してくださいね!戻すのは大変です!(経験あり)
スライダーをさげたら、縫い止まりから3cm下まで縫います。
反対側も同じように、上端からエレメントを起こして穴へ入れて、縫い止まり下3cmまで縫います。
これでファスナーが付きました!
余ったファスナー部分を処理していきます。
止め具を縫い止まりまで上げます。
ペンチで止め具をはさみ、ガッチリ潰します。
ファスナーは、止め具から下2cmを残して、ピンキングはさみで切ります。
ピンキングはさみが無い場合、はさみで切り口がジグザグになるように切ります。
裏地をまつり縫いする
襟ぐりの縫い残した部分、端から2.5cmを、ファスナーを開いて中表に合わせて仮止めします。
襟ぐりの縫い代は5mmにカットしたので、縫い代5mmを縫います。
襟ぐり→ファスナーの順に、縫い代を折ります。
裏地の、後ろあき側の縫い代を1.2cm折り、仮止めします。
裏地の、ウエストの縫い代を1cm折り、仮止めします。
手縫いの糸と針を用意し、ファスナーの頭から、縫い目のキワへ裏地をぐるっっとコの字でまつり縫いします。
コンシールファスナーの部分は、エレメントを起こして縫い目のキワへまつり縫いします。
手縫いより、ミシンで縫いたい…という方は、片押さえ(ファスナー押さえ)を使用して、ぐるっっとコバステッチします。
仕上げに、襟ぐりの見頃側をぐるりとコバステッチします。
ここを縫っておくことで、裏地が落ち着き、襟が自然と立ち上がります。
ついに…!完成です!!✨
お疲れさまでした💃✨
お好みでベルト通し、飾りベルトを作る
おまけとして、ベルト通し(両脇に2つ)と飾りベルトを作りました🕊
飾りベルトは、バックルを用意してベルトを作り、穴を開けてホツレーヌを塗りました。
(生地の厚みにより、幅が5mmも小さくなったので作り直します😂)
裏側は、ブローチピンを縫いつけました。
好きな箇所に付けて遊べます☺️
完成はこちら💡
ふんわり広がる、ボックスプリーツスカート💃
折り山をコバステッチすることで、何度洗濯しても、プリーツはピシッと。
後ろはコンシールファスナーでガッツリ開くので、着せやすいです。
飾りベルトが、良いアクセント✨
パターンを気に入って頂けましたら、幸いです。
特別な1着ができますように☺️
*分からない手順、気になる点などがありましたら、TwitterのDMでお気軽にお問い合わせください。