おむつ替えマット。
赤ちゃんを育てた経験のある皆さまは、使用されましたでしょうか…
私はというと、妊娠中わくわくしながら可愛いジェラートピケのおむつ替えマットを購入したものの、出番が無いままいく幾年月👶
おむつ替えのときは、タオルを敷いていたかな…何故買ったんだろう…👶
捨てるのも勿体ないですし、ミシンを持っているならば…!と、パソコンケースにリメイクしてみました🪡
リメイク後がこちら💡
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/image-1.jpg)
じゃん!
パソコンケース と、パスケース。
おむつ替えマットのベルトは、ケーブルバンドに生まれ変わりました。
出来るだけ余り生地が出ないように…と、50cmファスナーに合わせて型紙を計算しました。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/image-2.jpg)
出来上がり寸法…
幅約34cm×高さ23.5cm×奥行6cm
持ち手は、厚手の幅3cmテープを使用しました。
表地と裏地の間には、3mm厚のドミット芯を入れ、厚みを足しました。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/image-3.jpg)
パスケースは、端をバイアステープで処理。足りなくなってしまったので、片側は中表に縫い、あとはロックミシンで処理しました🐐(雑)
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/image-1-1.jpg)
開け閉めは、シンプルにプラスナップで。
角にハトメパンチで穴を開け、ぶら下げることも出来るように。
材料はすべて家に余っていた材料なので、実質無料です。笑
テープはたしかシューズケースを作った時の余りかな…ドミット芯はMA-1を作った時の余り。
捨てずに取っておいて良かった☺️(こうして増えていくんだね…)
と、言う事で。
型紙と、簡単な作り方を公開します。
もちろん、ラミネート生地や厚手の生地でも作れますので、ぜひ作ってみてくださいね✨
使用したおむつ替えマット
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長さは、約45cm。
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幅は、約70cm。
YKKの防水ファスナー(アクアガード)を使えば、防水機能が上がりそうです👀
材料
- オムツ替えマット×1枚
(約45cm×70cm)
生地の場合…巾110cm×40cm
もしくは、巾105cm×50cm - ビスロンファスナー 50cm×1本
- ドミット芯(生地より一回り大きめに用意)
- 手持ち用テープ 28cm×2本(今回は巾3cmを使用)
《 パスケース用の資材 》⤵︎ - ハトメパンチ(径5mm)×1組
- プラスナップ×1組
型紙はこちら
用紙は、A4サイズ×4枚になります。
印刷時は、等倍設定(用紙に合わせない)、にして印刷してください。
縫い代はすべて、0.7cmです。
※当サイトの無料型紙は、ハンドメイド作品として販売することを禁止していません。ただし、販売した際のトラブルにつきましては補償致しかねますので、ご了承ください。また型紙の著作権は放棄していませんので、法律によって定められた範囲を超えて、型紙を複製、配布、型紙の商用利用をすることは禁じると同時に、著作権表示の削除を禁じます。 また、本ページの情報に基づき訪問者の皆様にいかなる損害が発生した場合でも、管理者は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
裁断
おむつ替えマット周囲のバイアステープを解く
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/1.jpg)
まずは、周囲のバイアステープを解きます。
バイアステープは、後で端処理に使います…そのため、丁寧に解いて破れないように⚠️
バイアステープを解くと、表地、裏地、ベルト、バイアステープに分かれます。
おむつ替えマットを使用する場合、もしくは各生地巾の裁断配置図は、以下の通りです。
おむつ替えマット(約45cm×70cm)
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右上角の余りで、パスケースが作れます。
作り方は、端処理をして三つ折り。プラスナップとハトメパンチを付けるだけ🐐(雑)
ベルト→ケーブルバンドは、端処理をするだけです👶(雑)
生地巾110cm×40cm
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生地巾105cm×50cm
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/スクリーンショット-2022-07-21-16.42.41-1.png)
裁断ができたら、ミシンを準備して…さっそく縫っていきましょう🌱
縫製
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5709.jpg)
ミシン針は、11番。
ミシン糸は、キングフィットの50番を使用しました。
本体と側面マチにドミット芯をつける
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やや大きめにカットしたドミット芯を、本体×1枚、側面マチ×2枚、それぞれ表地と裏地の間にはさみます。
ドミット芯とアイロンが使えない生地をどうやって合わせておくのか…というと、布用スティックのりで生地の周囲を、おおまかに仮止めします。
△正直なところ、値段もそこそこなので、スティックのりでもいいんじゃないかと思い始めている今日この頃…
シワにならないよう仮止めをしたら、周囲の0.5cmを縫います。
生地からはみ出た部分のドミット芯は、ハサミでカットします。
上面マチにファスナーをつける
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/4-2.jpg)
50cmファスナーと、上面マチの片側を中表に合わせて仮止めします。
表地と裏地は重ね合わせて縫います。
仮止めは、中心→両端の順に仮止め。
まずは、ミシンの押さえをファスナー用に交換します。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/image-1-4.jpg)
ファスナー用の押さえは色々あるのですが…私のお気に入りは、こちらの細いジッパー自由押さえ。
シルバニア服を縫うのにも使っていて、愛着があります☺️
(もちろんファスナー片押さえなど、ファスナーが縫える押さえであれば何でも◎)
以下の参考写真は生地も長さも違いますが、ファスナーの縫い方としてご参考に💦
まずは、ファスナーの頭を上にして右側から縫います。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5713.jpg)
ファスナーのスライダーを8cmほど下まで引いてから、縫い代0.7cmを縫います。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5714.jpg)
スライダーの手前まで来たら、一旦ストップ。
針を刺したまま、押さえを上げます。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5715-1.jpg)
スライダーを押さえの上まで引きます。
端をぴったり合わせ直して、下まで縫います。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/DSC_5716.jpg)
これで片側が縫えました💡
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/5-1.jpg)
ファスナーの反対側は、もう1枚の上面マチと中表に合わせて、中心→両端の順に仮止めします。
ファスナーを8cmほど締めた状態で、下端から縫い代0.7cmを縫います。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/CENTER_0001_BURST20220721053950751_COVER-1.jpg)
スライダー手前まで縫えたら、一旦ストップ。
針を刺したまま押さえを上げます。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/CENTER_0001_BURST20220721054014028_COVER.jpg)
スライダーを押さえの上まで引きます。
端をぴったり合わせて、下まで縫います。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/2.jpg)
これで両端ともファスナーが縫えました💡(写真の生地は違うけれど!)
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/6-1.jpg)
実際はこんな感じ⤴︎
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/7-1.jpg)
お好みで、ファスナーのキワ、マチ側をコバステッチします。
私はふっくら仕上げたかったので、省略。
タブを×2個作る
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/Project-Capture-126.jpg)
タブを、型紙の指示通りに両端を折ります。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/8-2.jpg)
さらに半分に折り、両端をコバステッチします。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/10.jpg)
横半分に折り、はさみ込む側の端を0.3cm縫っておきます。
同じように、もう1つのタブも作ります。
側面マチにタブをつける
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/11.jpg)
側面マチの合印とタブの中心を中表に合わせて、端から0.5cmを縫います。
もう1つの側面マチとタブも、同じように縫い合わせます。
上面マチと側面マチを合わせる
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/12-5.jpg)
ファスナーをつけた上面マチと、側面マチのタブがついている側を中表に合わせて、縫い代0.7cmを縫います。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/13-1.jpg)
これで、マチの完成です。
マチと本体を合わせる(持ち手テープをはさむ)
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/122-1.jpg)
本体とマチを、中表に合わせます。
持ち手テープ×長さ28cmを間に挟みます。テープの間は10cm開けます。(※捻れないように注意⚠️)
このとき、ファスナーは少しだけ開けておきましょう。(あとで表へひっくり返すため)
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/133-1.jpg)
まず、中心を合わせ、角のカーブの合印を合わせ、深さ0.3cmの切り込みを細かく入れたら、本体のカーブにマチを合わせます。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/14-1.jpg)
仮止めが出来たら、マチ側を上にして縫い代0.7cmを縫います。
片側が縫えたら、本体を半分に折るようにして、同じようにマチの反対側も持ち手テープを挟んで中表に合わせ、縫い代0.7cmを縫います。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/15-1.jpg)
本体の底の角になる切り込み合印へ、縫い目キワ1mm手前まで、合計4ヶ所にハサミで切り込みを入れます。
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切り込みを開いて、本体の底とマチを中表に合わせて、縫い代0.7cmを縫います。
バイアステープで縫い代を処理
ここでようやく、取っておいたバイアステープの出番です💡
バイアステープで縫い代を処理しますが、極厚になるため…ミシン針は16番に。
ミシンのパワーに自信がなければ、ロックミシンやジグザグミシンで端処理してくださいね💦
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上面マチと側面マチの縫い代を、バイアステープで包むようにして処理します。
縫い代は、下へ倒します。
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4つ折りにしたバイアステープで、側面の縫い代を包むようにして、折山をコバステッチで縫います。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/18-3.jpg)
底面の縫い代も同じように、左右2ヶ所ともバイアステープで処理します。
(バイアステープの端は、ジャバラ状にして中表に縫い、ピンセットで表に返して縫う)
あとは、ファスナーを開けて表へひっくり返したら…完成です!✨
完成です💡
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/image-1-2.jpg)
可愛いジェラピケのおむつ替えマットが…
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2022/07/image-1-3.jpg)
ということで、パソコンケース へリメイクできました✨
お役に立てれば幸いです🕊