【期間限定*無料PDF型紙】ブタさんパーカー【Size:90〜100】
去年の9月頃にTwitterで行ったお洋服イラスト募集の企画パターンpart.3、じるさん(minne@Jill_sew)のブタさんパーカーになります🕊
こちらは、ニット専用のパターンです。(フードのみ布帛OK◎)
伸縮性は低〜高までOK。作例は伸縮性の高い天竺を使用しました🕊
やや肩落ちのドロップショルダー。長袖と半袖の、2種類から選べます◎
フードは、2015年12月に「JIS」で子ども服のフード・紐に関する安全基準を参考に、紐をつけず、つけ外しができるタイプにしました☺
背中のブタさんは、あくまで飾りであります☺
⚠型紙の公開期間ですが、次に募集するお洋服イラスト企画の型紙が公開されるまでの期間になりますので、宜しくお願い致します🙏
⚠記事を削除することはありませんので、ご安心くださいませ🙏
⚠ブタさんのパーツのみ、安全のため商用のご使用を禁止させて頂きます🙏
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材料
家庭用ミシンで縫う場合、レジロンもしくはエッフェル(伸縮性のある糸)を使用します。ミシン針はニット用を使用すること。
今回は、直線縫いとロックミシンを使用しました。
- 表地:型紙の用尺を参照のこと
- 袖口・裾リブ:幅105cm×20cm
(※スパンフライス、リブニットなど伸縮性の高いもの) - ブタ鼻用生地:幅105cm×20cm
(キャンバス/帆布を使用) - 接着芯(不織布・ハード):幅100cm×10cm
(※ブタ鼻本体用) - 接着芯(生地に合わせた厚み):幅30cm×30cm
(クライ・ムキさんの万能接着芯を使用) - 伸びどめテープ(ストレート):幅12mm
(STKストレートテープ幅12mmを使用) - スナップボタン(前開き・つけ外しフード・タイ留めに使用します):6組
(凸パーツ×6組、凹パーツ×6組)
裁断
裁断図を参考に、生地の上に地の目を合わせて型紙を並べて、裁断します。
※フードのうさ耳・ねこ耳・くま耳はお好みでご使用ください。(フードと切り替えに合印位置へ挟んでつけます)
※袖口のリブは、長袖の場合のみ使用します。
※フードなし・襟リブにする場合、前・後見返し、前あき見返し、フード・フード切り替えは使用しません。
※〜〜〜印は、ロックミシン(ジグザグミシン)で端処理します。
※前・後見返し、前あき見返し、ブタさんパーツ(見頃と同じ生地)の裏に、接着芯を貼ります。
※色のついた部分に接着芯、伸び止めテープを貼ります。
※ブタさんパーツ・穴見返し(キャンバス/帆布)の裏には、不織布(ハード)の接着芯を貼ります。
※後ろ見頃の肩線、フード・フード切り替えの周囲(表地もしくは裏地の片方だけでOK◎)、前身頃のポケット口(左右)の裏に、伸び止めテープ幅12mmを貼ります。
縫製
ブタ鼻を作る
ブタ鼻本体2枚を中表に合わせて、縫い代5mmを縫います。(※返し口を約3cmあけておくこと)
カーブは細かく切り込みを入れます。
表へひっくり返し、アイロンで整え、返し口をコの字縫いでとじます。
周囲はぐるりとコバステッチします。
見返しを本体に中表へのせて、穴を2ヶ所ぐるりと縫います。
穴の上下に、ハサミもしくは彫刻刀で切り込みをいれ、上下のカーブにも切り込みを入れます。
穴見返しを切り込みから表へひっくり返します。
左右の穴の周囲を、コバステッチで押さえます。
見返しの余分はカットします。
身頃に当てるのブタ鼻の裏布は、周囲に5mmの印をつけ、内側へアイロンで折ります。
周囲をコバステッチで押さえます。
ブタ鼻を後見頃へ縫い付ける
ブタ鼻と身頃の見返しが合うように、手縫いで仮止めをして、表からコバステッチで縫い付けます。
表のブタ鼻から先にアイロン接着テープで仮止め。裏のブタ鼻を手縫いで合わせるようにして縫います。
手縫いの仮止めは、なるべくキワ(コバステッチの上)を縫うように、ミシンで縫いながら仮止めの糸を抜いていくとズレが少ないです◎
穴の周りを補強のため、四角くステッチしておきます。
前あきを作る
前見返しパーツを使用して、前開きを作ります。
フードをつけず、襟ぐりをリブのみにする場合は、飛ばします◎
こちらのリンク先の「肩を縫い合わせる」手順まで、同じように縫います。
前後見返しを用意。肩を中表に縫い合わせます。
襟リブを用意。中表に縦半分を折り、両端を1cm縫います。
今回は、先を少しカーブさせて縫いました☺(縫い代は5mmにカット、カーブは細かく切り込みを入れておきます)
表へ返します。
リブの端を、見頃の前中心に合わせてのせます。(※ズレるのが不安な場合は、端から5mmをステッチで仮止めします)
前あき見返しを中表へ折り、襟リブをはさみます。
襟リブの中心を、襟ぐりの後ろ中心に合わせて仮止め。
反対側のリブ端も前中心の位置に仮止めし、前あき見返しも中表に折ります。
さらに、さきほど作った前後見返しを中表に合わせてのせて、仮止め。
襟ぐりを前中心の端から端まで、リブを伸ばしながら、縫い代1cmをぐるっと縫います。縫い代は、ロックミシンorジグザグミシンで端処理します。
縫い終えたら、表へ返して襟ぐりをアイロンで整えます。
そうしたら、もう一度こちらのリンク先の「縫い止まり位置をステッチで押さえる」手順から最高までを、同じように縫います。
スナップボタンを2組、前中心の2箇所ずつつけたら、前開きの完成です💡
襟リブから1cm内側の位置に、見頃の後ろ中心・左右の肩(計3ヶ所)にもスナップボタン(凹パーツ)をつけておきます。
脇ポケットを作る
前見頃のポケット位置(裏側)へ伸び止めテープ(ストレート)を貼ります。
ポケットを中表に合わせて、上下端から2cm短くポケット口を縫い代1cm縫います。
ポケット口の縫い目きわに上下とも1cm切り込みを入れて、アイロンでポケットと縫い目から裏側へ折ります。
見頃を表に返し、ポケット口の端から5mmをステッチで押さえます。
もう一度見頃の裏側にし、もう1枚のポケットを中表に合わせて、縫い代1cmを縫います。
ポケットの周囲をロックミシン(orジグザグミシン)で端処理します。
ポケット上下端から2cmまで、前見頃にポケットを直線縫いで端から0.5cmを押さえステッチします。
肩を縫い合わせる
前見頃と後ろ身頃の肩を中表に合わせて、縫い代1cmを縫います。
縫い代はロックミシン(orジグザグミシン)で端処理、後ろ側へ倒します。
袖を縫いつける
袖と身頃の袖ぐりを中表に合わせて、縫い代1cmを縫います。
縫い代はロックミシン(orジグザグミシン)で端処理します。
脇を縫いあわせる
前後の見頃を中表に合わせて、袖口から脇と裾まで縫い代1cmを縫います。(※順番が前後してしまい襟リブがついていない写真ですが気になさらず…)
※ここで要注意!見頃の内側からポケット口を引っぱり、縫い込まないよう引きながら縫います。
ポケット口の上下端だけは、やや内側へ縫い込むように縫います。
表へひっくり返したら、ポケットを前見頃側へ倒し、見頃の脇、ポケット口の端を上下とも横に1cm程度ステッチで補強します。
袖口を縫う(※半袖の場合)
袖口を、アイロンで1cm+1.5cmの三つ折りにして、折山をコバステッチします。
リブをつける(※袖口リブは長袖の場合のみ)
袖×左右2枚・裾のリブをそれぞれ横半分に折り、縫い代1cmを縫い、筒状になるよう外表へ縦半分に折り込みます。
前開きを作らず、襟リブにする場合は襟リブも同じように横半分に折り▷縫い代1cm▷筒状になるよう外表へ縦半分に折り込みます
見頃は中表の状態にし、リブをそれぞれ中表に合わせ、伸ばしながら縫い合わせます。
縫い代はロックミシン(orジグザグミシン)で端処理します。
タイ留めを作る
タイ留めの周囲を1cm折り、2枚を外表に重ねて、コバステッチで縫い合わせます。
左右の端から1cmの位置に、スナップボタンを1組、互い違いになるようにつけます。
フードを作る
フードとフード切り替えを、左右とも中表に合わせて、縫い代1cmを縫います。
フードに耳をつける場合は、フードと切り替えの間に耳をはさんで一緒に縫います。
フード切り替えの縫い代はアイロンで割ります。
※けもの耳をフードにつける場合
けもの耳は、2枚を中表に合わせ、下端以外の山部分を縫い代1cm縫い合わせます。
縫い代は5mmにカット。カーブは細かく切り込みを入れて表へひっくり返し、写真のように折ります。
耳をフードとフード切り替えの間に、耳の内側がフードの切り替え側を向くようにしてはさみ、耳パーツの合印を合わせて縫い代を1cmはさみ、フード切り替えと一緒に縫います。
※裏地も同じように中表へ合わせ、縫い代0.5cmを縫い合わせます。(裏地にゆとりを持たせるため)
フードの表地と裏地を中表に合わせ、周囲をぐるーーーっと縫い代1cmを縫います。
後ろ襟ぐりの部分のみ、5~10cm程度の返し口をあけておきます。
縫い終えたら、返し口から表側を引き出して、ひっくり返します。
アイロンで整えたら、返し口の縫い代を内側へ1cm折り、コの字縫いで閉じます。(お好みで、端から5mmをぐるーーーっとステッチします)
スナップボタンをつける
スナップボタン(凹パーツ×3組)を用意。
見頃のスナップボタンと合うように、端から1cmの位置に、フードの後ろ中心・左右の肩(計3ヶ所)へつけたら、完成です!
ブタ鼻はあくまで飾りですが、幅18mmのテープが通せるサイズになっています🐽
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