無料型紙

【期間限定*無料PDF型紙】花びら襟のワンピース【size:90~100】

去年の9月頃にTwitterで行ったお洋服イラスト募集の企画パターンpart.2、yumiさん(Twitter@8mYumi)の花びら襟のワンピースになります🕊

⚠型紙の公開期間ですが、次に募集するお洋服イラスト企画の型紙が公開されるまでの期間になりますので、宜しくお願い致します🙏

⚠記事を削除することはありませんので、ご安心くださいませ🙏

型紙の公開期間は、終了しました🙏

袖のパターンは、長袖パフ・フレンチスリーブの2種類から選べます。

フレンチスリーブは、脇下から肌着が見えてしまわぬよう、ゴムを縫いつけて脇をしぼりました。

また、前後スカートのギャザー分量は2倍ですが、足りない…もっとギャザーを…!という方へ、2.5倍ver.もご用意しました🎗

花びらの襟は、表と裏ヨークに挟んで縫い付ける、もしくはつけ襟にするアレンジをご紹介します。

お好きなアレンジを楽しんで頂ければ幸いです🕊

材料

  • 表地:型紙の用尺を参照のこと
  • バイアステープふちどり幅12mm(※お好きな幅でOK)
    もしくは 幅4.8cmにバイアスカットした布:長さ82cm~97cm(今回は82cmです)
  • 裏地:幅110cm×30cm
  • 接着芯:幅110cm×30cm
  • ボタン:前ボタン2個、袖ボタン2個(※パフ袖の場合のみ用意)
  • 6コールゴム(幅5mm)×長さ20cm(※フレンチスリーブの場合のみ用意)

裁断

水通し、地直しを終えたら裁断図を参考にして、生地の上に地の目を合わせて型紙を並べ、裁断します。

※襟バイアスは、ヨークに裏地をつけない場合に使用します。今回の手順では使用しませんので、お好みでご活用ください。

※袖バイアス布は、フレンチスリーブのみ使用します。

※袖口布は、長袖パフのみ使用します。

※〜〜〜印は、ロックミシン(ジグザグミシン)で端処理します。
※表襟の裏、前後ヨーク裏地の裏、カフスの縦半分に、接着芯を貼ります。

参考レシピは、あくまで参考なので好きな順番で縫っても構いません。

ミシンを準備して…さっそく縫っていきましょう🌱

縫製

襟 / つけ襟を作る

襟の表地と裏地を中表に合わせて、襟ぐり以外の周囲を縫い代1cmに縫います。
(※パイピングを縫いつける時は、先に表襟へカーブに切り込みを入れながら仮止めしておく)

ここでポイント。

カーブの凹み、とがった部分を一針横に縫うことで、表へ返したときのツレを防ぐことが出来ます。

縫い代は2mmにカットして、カーブに細かく切り込みを入れます。

表へひっくり返しアイロンで整えます。

そのまま縫い付ける場合はこのまま。

リボンで結ぶつけ襟にする場合は、ふちどりバイアステープで襟ぐりを端処理します。

襟とバイアスカットした布(バイアステープふちどり)を用意。

バイアステープならば、初めから折り目がついているので簡単に作ることが出来ます☻

今回は幅4.8cmにカット(ふちどり幅12mmと同じ太さ)。お好きな幅で構いません。

襟の後ろ中心とバイアステープの中心を中表に合わせて、仮止めします。

このとき、バイアステープはカーブに沿って立つようにして仮止め、縫い合わせると仕上がりが綺麗です。

襟とバイアステープの重なり部分を縫い代1cmに縫います。

違う幅のバイアステープを使用するときは、折り目の上を縫います。

アイロンでバイアステープを縫い目から内側へ倒し、バイアステープの中心へ合わせて両側を折ります。

バイアステープの両端を中表へ折ります。(上写真のようなジャバラ状)

端を1cm縫ったら、縫い代を5mmにカット。表へ返して半分に重なるようアイロンで整えます。

バイアステープを端からアイロンで整えていき、襟のカーブも縫い線に合わせて折り目をつけます。

バイアステープの端から端まで、半分に折った折り端をコバステッチでぐるりと縫ったら、つけ襟の完成です🕊

中心をリボン結びにしてつけます🎀

肩を縫い合わせる

②前ヨークと後ヨークの肩を、表地と裏地の2組、それぞれ中表に合わせて縫い代1cmを縫います。
(※前ヨークを上にして後ヨークの肩線にカーブを合わせるようにすると縫いやすいです◎)

肩の縫い代をそれぞれアイロンで割っておきます。

表地と裏地のヨークを中表に合わせ、前端〜襟ぐりまで縫い代1cmを縫います。

襟ぐりの縫い代を5mmにカット、さらに前立て部分の角は斜めにカット。カーブには細かく切り込みを入れておきます。

襟を縫いつける場合は、襟をヨークの表地と裏地で挟み、下から表地(表が上)→襟(表が上)→裏地(裏が上)の順に重ねて縫います。

裏地を使用しない場合は、襟バイアスでヨークに襟をつけます。
こちらの参考レシピの中の、「見頃へ襟をつける」手順を参考にして頂ければ…と思います💦

表へひっくり返したらアイロンで整えます。

前ヨークの中心は、前立て分の幅2.5cmを重ねて、前中心を端から1cmだけ、すべてにザクっと切り込みを入れます。

ずれないように、クリップorまち針で仮止めしておくと安心です。

前スカート&後ろスカートをヨークに縫い付ける

前スカートの上端に粗ミシンを2本縫い、上糸を引いてギャザーを寄せ、前ヨークの裏地(表)と前スカート(裏)を合わせて仮止めします。

このあと、最後にコバステッチでヨークを押さえますが、縫い目を目立たせたくないように手縫いでまつる場合は前ヨーク(表地)と前スカートを中表に合わせて仮止めします。

前ヨーク裏地(もしくは表地)を下、ギャザー(前スカート)を上にして、縫い代1cmを縫います。

前中心の手前まできたら、切り込みから前ヨーク表地(もしくは裏地)を縫わないように裏側へ折り込み、前ヨーク裏地(もしくは表地)と前スカートを縫います。(※前ヨーク表地(もしくは裏地)を縫わないよう注意!)

前ヨーク裏地と前スカートの縫い代をヨーク側へアイロンで倒します。

アイロンで前ヨーク表地の裾を1cm折り、折り端を縫い目へ合わせて仮止め、コバステッチで縫い合わせ。もしくは手縫いでまつります。

手縫いは、ヨークの折り山とスカートの縫い代をコの字にまつります。

後ろスカートも同じようにギャザーを寄せ、後ろヨークと縫い合わせます。

※切り込みを入れるのが不安…難しい場合は、ヨークの表地と裏地を重ね、スカートと中表に縫い合わせて、ロックミシン(orジグザグミシン)で端処理。縫い代をヨーク側へ倒してコバステッチします。

脇を縫う(※フレンチスリーブの場合)

フレンチスリーブの場合、先に脇を縫い合わせます。

前後を中表に合わせて、脇を縫い代1cmに縫い合わせ。縫い代はアイロンで割ります。

袖口を仕上げる(※フレンチスリーブの場合)

6コールゴム(約幅5mm)×10cmを2本用意します。(size:90,100どちらも同じです)

ヨークとスカートの切り替え線の端に合わせて、ゴムの両端を1cm、前後に縫い付けます。左右とも同じように縫います。

(※このとき、ゴムがねじれないように注意!)

袖バイアス布を2本用意します。

それぞれ、横へ中表に縫い代1cmを縫います。

角は厚みを減らすため、斜めにカット。縫い代は割っておきます。

見頃の袖口と袖バイアスを中表に合わせ、縫い代7mmを縫い合わせます。

ゴムは縫いこまないように、袖口を右側(見頃を上側)にして縫い合わせると安心です。

ぐるりと一周縫い終えると、こんな形です。

アイロンでバイアス布を縫い代から外側へ折り、整えます。

見頃の袖ぐりに、細かく切り込みを入れます。(手前にはみ出しているバイアス布は切らないように注意!)

バイアス布の外側が縫い線に沿うように、アイロンで折ります。

バイアス布をさらに折り込んで、ゴムを包むように三つ折りにし、折山をコバステッチで押さえます。

ゴムの部分は、手で伸ばしながら縫います。(※ゴムがついている部分切り替え部分から針をスタート→最後にゴム部分を縫うようにすると手で伸ばしながら縫いやすいです)

袖を見頃へ縫いつける(※長袖パフの場合)

袖と見頃の袖ぐりを中表に合わせ、縫い代1cmを縫います。

縫い代はロックミシン(orジグザグミシン)で端処理をしたあと袖側へ倒します。

脇を縫う&袖口スリットを作る(※長袖パフの場合)

袖スリット位置〜脇〜裾を中表に合わせて、縫い代1cmを縫います。
スリット位置は2〜3回重ね縫いをして、縫い代はアイロンで割っておきます。

袖カフスを作る(※長袖パフの場合)

袖口に粗ミシンを2本縫い、上糸を引いてギャザーを寄せます。
袖口とカフスの接着芯側を中表に、カフスの両端が1cmはみでるように合わせて縫います。
(※ギャザーを上にして縫うと調整しやすいです◎)

カフス端を1cm折り、カフスを中表の縦半分に折って端から1cmを縫います。
(※カフスだけを縫う。袖を縫わないよう注意!)

カフスを縫い目からひっくり返して、アイロンで整えます。
折り山から1.5mmをステッチで固定します。

裾を仕上げる

裾をぐるりと一周、1cmと2cmの三つ折りにし、折り山をコバステッチします。

ボタンをつける

前中心のボタンホール+ボタン2ヶ所、袖口のボタンホール+ボタンを左右つけたら…完成です✨

(※袖口カフスは前見頃側が上になるようにします)

写真は、襟と見頃のそれぞれにプラスナップを5ヶ所つけ、ズレないようにしてみました☺

*分からない手順、気になる点などがありましたら、TwitterのDMでお気軽にお問い合わせください。