【PDF型紙】日よけ付きハット(裏地なし)
‘21.01.04 型紙サイズを頭位【46〜56cm】まで追加しました。宜ければご活用ください👒
飽きもせず、毎日ミシンをしてます。やまだです。
季節はもうすぐ夏なので、娘用の日よけ付きハットを作りました☺️
型紙がないので、まずは手持ちの帽子を用意して、どんなパーツで出来ているのかにらめっこ…本とネットで調べるうちに、なんとなく帽子のイメージが掴めてきました。
サンプルをいくつか作り、フレアスカートの要領で、ふんわり広がるブリム(つば)のハットを作りました。
暑い夏でも心地よくかぶれるように、クラウンは裏地なしで織布の接着芯を貼っています。
使用した材料(48cm)
- 薄手のローン生地(約110cm巾×40cm)
- 織布の接着芯(約110cm巾×40cm)
(不織布よりも生地となじみがよく、肌触りが良いです。) - 帽子サイズテープ25mm幅×50cm(clover)
- 帽子用ゴム×30cm(あご〜耳上の長さ+縫い代2cmを基準にしています)
- 両折バイアステープ15mm幅×90cm
日よけ付きハットのPDF型紙
平均の月齢目安だと、頭位サイズ【48cm】が11ヶ月〜1歳半になります。
型紙は、1.0cmの縫い代つきでpdfファイルになっています。
A4サイズに印刷してお使いください。
【46cm】型紙をダウンロード(A4印刷)
【48cm】型紙をダウンロード(A4印刷)
【50cm】型紙をダウンロード(A4印刷)
【52cm】型紙をダウンロード(A4印刷)
【54cm】型紙をダウンロード(A4印刷)
【56cm】型紙をダウンロード(A4印刷)
※型紙をご覧いただくには、Acrobat Reader6.0以上が必要です。 インストールされていない場合は、こちらからダウンロードしてください。
生地の裏に接着芯を貼ってから裁断して縫い合わせ
裁断前に織布の接着芯を貼り、生地を裁断しました。
クラウンが×6枚、ブリム(つば)×12枚。ブリムは表と裏に使用するので、6枚ずつ別布を使用しても可愛いかもしれません…🌺
正確に縫うため、型紙の縫い代をカットし、出来上がり線をチャコペンでパーツに書いておきます。
出来上がり線に合わせて仮止め、クラウンを縫います。
3つ縫い合わせたところで、さっそく縫い代はズレていました💦
裁断のときのズレなんですけど、後で大きく響いてくるんですよね。
今回は出来上がり線に合わせていたので問題ありませんが、サンプルを縫ったときに縫い代に合わせていて、1度失敗してます…。
正確に裁断が出来る方は、出来上がり線を書かずに、縫い代に合わせて縫う方が早いです。
3つずつ縫い合わせたものを2つ作り、最後に中心を縫い合わせて、クラウンの完成です!
縫い代は、後ほど15mmの両折りバイアスで隠すので、5mm以下にカットしておきます。
ブリムは直線同士なので、問題なく縫えます。縫い代は5mm以下に、角もなるべくカットして、ゴロつきを防ぎます。
表地と裏地と6枚ずつ縫えたら、2つを中表に合わせてぐるっと一周縫い、縫い代を短くカットしたら表へ返します。仕上げに端ステッチをして、ブリムも完成です!
両折りバイアステープを、クラウンの長さに合わせて3本(頭位48cmなら30cm×3本)用意します。
クラウンの縫い代に、両折りバイアステープを端ステッチで縫い付けます。
カーブなので難しいのですが、MFテープとアイロンで丁寧に仮接着させてから縫いました。
両折りバイアステープを縫い付けるだけで、しっかり形が保持されるようになります。
クラウンとブリムを中表に合わせて、30cmに切っておいた帽子用のゴムを一緒にはさみます。
このとき、縫い合わせがズレていると悲しいことにシワが寄ります(泣)
サンプルで1回失敗しましたが、今回は成功!ぐるっと一周を縫いました。
クラウンを整えて、端はロックミシンで処理します。
cloverの帽子サイズテープを、頭位+縫い代2cm(頭位48cmなら50cm)の長さにカットします。
中表に縫い代を1cmで縫い合わせて、角をカットしました。
縫い代は割っておきます。
帽子サイズテープを縫い代の上に重ねて、縫い代が隠れるように合わせながら端ステッチで縫い合わせます。
帽子サイズテープが縫えたら、形を整えて、もう一度クラウン側から端ステッチして、完成です!(帽子のゴムを縫わないように注意)
完成がこちら!
ブリムとクラウンの端ステッチは、針を1つ太いものに替えて縫い目の長さを長くすると、仕上がりがキレイになりました。
裏側はこんな感じです。
ローン生地はさらさらした触り心地なので、夏にぴったりの帽子ができました!
何かのお役に立てれば、幸いです。