制作記録

【ベビー服】丸襟の後ろ開きチュニック・その②

前回の続きです。

型紙はこちら。

シトロニールの本から、フリル襟のチュニックを丸襟にアレンジしたものを使用しています。

それではさっそく、
ミシンの出番ですね!

針はORGANのニット専用#11、
押さえはテフロン押さえ、
上糸はレジロン糸、
下糸はウーリー糸を使います。

この組み合わせが1番、
伸びに対して丈夫なんだそうです。

試しに、上下ともレジロン糸で
直線縫いをしたあと
縫い目を引っ張ってみたところ、
ブチッと千切れました。

思いきり引っ張ったら、
そりゃ千切れるでしょ…
といいたくなるところですが、

下糸だけ、ウーリー糸にすると
引っ張っても千切れませんでした。

おそらく、下糸のウーリー糸が
ほどよく伸びるんですね。

上下とも、ウーリー糸にしたらもっと伸びるのでは??
と試してみましたが、ふわっとしてしまい、上糸には向いてませんでした。

袖口のゴム通し口を作る

まずは、ゴム通し口にする、
ボタンホールを縫います。

前回、忘れていましたが、
ここにも、裏に伸び止めを貼ります。

上にはみ出した部分は、
カットせずにそのまま。

綺麗に縫えました!

伸び止めなしでボタンホールを縫ったら、
布を送らずに、裏側で糸がぐっちゃぐちゃになったことがあるので、伸び止めは必須です。

綺麗にテープの中におさまってました。

丸襟を作る

中表に合わせて、クリップではさみます。

ずらして縫ってやると、
裏側が少し小さくなるので
きれいに仕上がります。

このクリップ、手芸屋さんじゃなくて
メルカリで大量購入しました。

しかも、20個単位で送料込み、300円(当時)

クリップしか売ってない出品者だったので、これで儲けてると思うんですけど
どうしてこんなに安いのか、
気になりますが…

しっかりはさめるので、愛用してます笑

カーブは、押さえをこまめに上げながら縫います。

横着して、布をぐいっとまわして縫うと、
2枚の生地がずれていきます笑

このひと手間で、
ひっくり返したとき縫い代がごろつかないです。

カーブは、こまかく切り込みを入れるのもありですが、縫い代をせまくカットしてしまうのが楽です。

返し口に、
アイロン両面接着テープを貼ります。

バイリーン製の、このテープ。
やたらめったら、使ってます笑

片方に紙がついてる両面接着なので、
両面テープの感覚で使えます。

端ステッチをしようか迷いましたが、
ふっくらしてかわいいので、そのまま。

これで、襟は完成ですね。

ロックミシンで袖・肩・脇を縫う

はぎれで糸調子を合わせたら、

楽しいロックミシンの時間です!

縫いながら、
端をメスで切り落としてくれるので

1〜2ミリずれたって、
キレ〜〜に縫ってくれます。

縫い目は、表のほうが手触りがいいので
倒す方を意識して縫ってます。

今回は、押さえミシンはかけません。

カバーステッチで押さえミシンをかければ、ちゃんと伸びるんですけど、
トルネイオさんは縫い代が重なって厚くなると機嫌が悪くなるから…(目飛び地獄)

脇と袖の縫い代は、たがい違いになるようにします。

そうしないと、袖つけのときに
縫い代が厚くなって縫いづらくなります。

肩の縫い合わせですが、
前回、9mm幅の伸び止めテープを
表側に貼ったので
1.0cm以上縫い込まないと、伸び止めが見えてしまいます。

逆に裏に伸び止めを貼ってしまうと、
糸に巻かれるだけで、まる見えに。

ロック端は、ほどけないように
クリップでとめておきます。

今日はここまで、ですね。

明日は、手ごわいカバーステッチミシン、
トルネイオで縫います。

それでは!