制作記録

【ベビー服】オープンカラーのパジャマ

やまだです。季節が少しずつ夏に近づいてきましたね。

娘も日中はずっと半袖なので、そろそろかな?と思い、半袖オープンカラーのパジャマを作りました。

以前にもオープンカラーのパジャマを作ったことがあるですが、そのときより知識を増やしてバージョンアップしてます(笑)

そして私ごとなのですが、育休を終えて12日から仕事へ復帰しました。

これまで使えていた時間が大幅に減ってしまったのですが、娘と夫との時間を優先しつつ、少しでも洋裁でストレスを発散していきたいな、と思います。

接着芯を貼って生地の裁断

前後の見頃をつなげて、脇に縫い目のない形にしてみました。

接着芯は裾と袖口の縫い代、前後の見返し裏、襟の表地、ポケット、肩には伸び止めテープ(ストレート)を貼ります。

縫い合わせは、家庭用ミシンとロックミシンを使いました。

肩と見返しの外カーブはロックミシンで端処理。

見頃のポケットも、始めに縫っておきます。

前後見返しと前後見頃の肩を縫う

まずは、後ろ見返しと前見返しを中表に縫います。

生地の厚みをなるべく減らすため、アイロンで縫い代を割ります。

続けて前後見頃の肩も中表に縫い合わせたら、こちらも縫い代を割ります。

襟を作る

襟を作るのですが、中表に縫うときにちょこっと工夫をして、裏地を約2mmほど控えます。

そうすることで、襟の仕上がりがキレイになります。

今回はダブルガーゼなので、もっと生地にハリがあると分かりやすいのですが、、

こちらの本が参考になったので、ぜひおすすめです。

オープンカラーの襟をつける

襟の表が見返し側になるように見頃へのせて、内カーブの角から角までをミシンの粗い目でしつけます。

そうしたら、見返しを中表に襟を挟み、しつけを目印にして内カーブの角から角までを縫います。

しつけをとり、さきほど縫った角に、見頃と見返しへ縫い目のギリギリまで切り込みを入れ、襟のカーブに合わせて、手縫いでしつけます。

そうしたら、前見返しの裾と前見頃の裾を中表に合わせて、端から襟をとおって端まで、ガーーッと一気に縫います。

襟のしつけはとり、縫い代は5mmにカット、カーブには切り込みを入れます。

裾と見返しを仕上げる

縫い代を割って、裾を1cm折ります。

見返しの裾を表へ折り返し、3つ折りする分、裾から2.5cmのところで見返しの端まで縫います。

裾の角は、なるべくカット。

見返しをくるっと表へ返して、アイロンで落ち着かせたら、裾と見返しを端ミシンで縫います。

裾を縫ったところです。完成が見えてきました。

袖をつける

袖を作ります。袖口は三つ折り。袖下を直線ミシンで縫い合わせたら、縫い代をロックミシンで端処理した後、端ミシンで押さえます。

袖の合印を合わせて、中表に縫いました。

それと、襟がついている後ろ見頃へ補強のため、肩から肩までステッチを入れました。

見返しの裾から襟の端をステッチで仕上げる

最後の仕上げに、見返しの裾から襟をとおって反対側の裾まで、端をキレイにステッチで押さえます。

糸の色は生地に合わせた方が仕上がりがキレイでしたね(汗)

縫い目が見やすいので、ブログ用としてこれはこれで(笑)

あとは、ボタンホールとボタンを縫いつけたら完成です!

よければ、こちらも参考にしてみてください。

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完成がこちら!

あれ?ポケットの周りに縫い目がない?

と気づいてくれた方は、するどい!

じつは、縫い代の内側から縫いつけて、表から縫い目が見えないように縫ってみました。

ベビーサイズなので、なかなか難しかったのですが、、頑張りました(笑)

こちらは、襟と見返し、袖にパーツを足してパイピングテープを挟んでみました。

襟のパイピングは、見返しのパイピングと出来上がり線の外側で交差するようにしないと、パイピングが隠れてしまうので、丁寧にしつけて確認するなど注意が必要です。

お腹のめくれ防止に、パンツの脇へボタンをつけようか悩んだのですが、あんまりお腹が出るようなら、薄手の腹巻きを作ろうと思います。

何かのお役に立てれば幸いです。