パネルライン or でこぼこカーブのオプションパーツを使用して、バルーン袖を縫う手順を紹介します。
ここでは、ロックミシン(4本糸2本針)と直線縫いを使用して縫っていきます。
袖口には、幅7mm(10コールゴム)を使用しました。
(※36cm〜46cm用意します)
肩と袖口にギャザーを寄せるバルーン袖は、ニットの中でもなるべく薄手の生地だと細かく綺麗なギャザーが入るのかな…と思います。
袖口をロックミシンで端処理、袖を作る
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まずは袖口をロックミシンで端処理、脇を縫い代1cmで中表にロックミシンで縫い合わせて、輪っかにします。
袖山にギャザーを寄せる
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合印〜合印まで、直線ミシンで粗ミシン(縫い目の長さを大きくする)を端から0.7cmと1.2cmの2本かけ、下糸or上糸を引き、袖山にギャザーを寄せます。
袖と見頃を中表に縫い合わせる
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_1761-768x432.jpg)
袖と見頃の前後の合印を合わせて、中表にクリップ等で仮止めします。
袖山の合印が合うように、先ほど寄せたギャザーを調整しながら仮止めします。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_1763-768x432.jpg)
縫い代1cmにロックミシンで縫い合わせます。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_1762-768x432.jpg)
表へ返すとこんな形に。(粗ミシン糸は抜いておきます)
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_1764-768x432.jpg)
袖つけで一周したロックミシンの端は、内側へ倒して…
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_1765-768x432.jpg)
端から2mmの位置(縫い目の上)で、ロックミシン端を直線縫いで上から押さえステッチをし、余った部分はハサミでカットします。
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2021/06/TRIPART_0001_BURST20210606093636870_COVER-768x432.jpg)
袖がつきました◎
袖口を1cm折ってゴムを通す
端処理しておいた袖口をアイロンで1cm折り、直線縫いでコバステッチ(1.5mm)をします。この時、ゴム通し口を1〜2cmほど開けておきます。
使用する糸はスパンでも構いませんが、レジロンorエッフェル糸だと着用時などに糸切れの心配が少なく安心です◎
幅7mm(10コール)のゴムを下記の長さを参考にして用意します。
▷70size→18cm×2本
▷80size→19cm×2本
▷90size→20cm×2本
▷100size→21cm×2本
▷110size→22cm×2本
▷120size→23cm×2本
(※あくまで目安として、お子様のサイズに合わせて頂くと安心です)
通し口からゴムを通し、ゴムの両端が1cmずつ交差するように重ねて縫い合わせ、通し口をコバステッチで閉じたら完成です🕊
![](https://yamadasewing.com/wp-content/uploads/2021/06/CENTER_0001_BURST20210606121014249_COVER-768x432.jpg)
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